外傷

傷は、潤して治す

けがしたらどうしますか?

痛みを和らげる。

はやくキレイに治る。


傷を乾かすと細胞が死んでしまい、治癒力が弱まります。
治る過程での痛みも増してしまいます。
また消毒剤はバイ菌だけでなく新しい皮膚の細胞に対しても障害があります。
バイ菌は、流水で洗うことで十分減らすことができます。
生きているものは皮膚も含めてすべて水分が必要なのです。


痛みをやわらげ、はやく・キレイに治す治療法があります。

モイスト・ウンド・ヒーリング(湿潤療法)

■すりむいたときの一般的な傷の治り方を見てみましょう。

1.転んだりすることで皮膚が欠損、出血
     
2.血を止めるために血小板が集まってくる
     
3.白血球などの免疫細胞がバイ菌を除去
     
4.新しい皮膚(表皮細胞)が再生、傷がふさがります。

血を止めるための血小板も、除菌のための免疫細胞も、新しい表皮細胞もすべて生きている細胞です。そのため乾いた状態よりも潤った環境のほ方が活発になります。かさぶたは、バイ菌や白血球が死んだものが乾燥して固まったものです。かさぶたがあると傷が乾燥し、治癒が遅くなります。

なぜ痛くないの?

痛みがなくなるしくみ

モイスト・ウンド・ヒーリング(湿潤療法)
ハイドロコロイド創傷被覆材のしくみ


皮膚を欠損したことによりむき出しになってしまった神経の末端を湿潤な環境でカバー(創傷被覆材を貼付)することにより、空気や外部刺激から守るため、痛みが和らぎます。
また、従来のガーゼなどと異なり、傷にくっつかないので交換時の痛みや出血がほとんどないのです。水仕事や入浴も可能なので、普段通りの生活ができます。早く治って痛くない。モイスト・ウンド・ヒーリングは人間の自然治癒力に着目した新しい治療法なのです。