大泉中央クリニック
〒178-0061 東京都練馬区大泉学園町6-27-2
Tel 03-3923-5678
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生活習慣病は、40代から60代に発症することが多いことから、かつては成人病と呼ばれていました。
成人病が生活習慣病という名前に改められたのは、食生活・身体活動・アルコール・たばこなど、生活習慣と密接な関係があると認識されるようになったためです。
生活習慣病の要因には物理的に避けられないものもありますが、自分で改善できるものも少なくありません。

生活習慣病にならない・負けないためには、「歳をとったら仕方がない」のではなく、「生活習慣を改善することで予防したり進行をおさえることができる」病気だという意識を持つことが大切です。
病気の原因となる生活習慣には食生活、運動、喫煙、飲酒、休養などがあります。
健康をつくる8つの生活習慣、あなたはいくつ守っていますか?
毎朝朝食を食べている。
1日平均7~8時間は眠っている。
栄養摂取バランスを考えて食事をしている。
タバコは吸わない。
運動や定期的なスポーツをしている。
毎日、そんなに多量のお酒は飲んでいない。日本酒なら2合未満、ビールなら大ビン2本未満。
労働時間は1日9時間以内にとどめている。
自覚的なストレスは、そんなに多くない。
がんや脳卒中、心臓病、糖尿病、肝臓病などの病気は、長年のよくない生活習慣が重なって発病します。
そのため、「生活習慣病」と呼ばれています。
生活習慣病は徐々に進行していきます。
そのため、異常に気づいたときにはかなり進行していたり、治りにくく、他の病気も併発しやすいという性質があります。
生活習慣と生活習慣病の関係

管理栄養士による食事指導
生活習慣の予防には、食事療法がとても大切です。
などを行います。
当院では、不定期に管理栄養士による食事指導を行っています。
ご希望の方はぜひ、食事療法を勉強して下さい。
生活習慣病予防のための食生活のポイント
糖尿病は今や国民病ともいわれ、日本全国で約700万人の患者さんがいるといわれています。
では、糖尿病とはどんな病気でしょうか。
読んで字のごとく、「糖が尿に出る病気」と言ってもよいでしょう。
もっと正確にいえば、尿ではなく、血液中のブドウ糖(血糖といいます)が多くなる病気です。
血液中のブドウ糖が一定の割合を越えると、それが尿にまで漏れ出して、「糖尿」の状態になります。
しかし、尿に糖が出ていないからといって、糖尿病ではない、というわけではありません。
血液中のブドウ糖を測ったとき、正常の人より高い、それが糖尿病なのです。
よくみられるのは、下記のような症状です。
Ⅰ:疲れやすい

Ⅱ:尿の量や回数が多い

Ⅲ:のどが渇き、水分を多くとる

Ⅳ:体重が急に減る

Ⅴ:視力障害(失明することあり)

Ⅵ:手足の痺れ・ちくちくした痛み・感覚異常

Ⅶ:化膿しやすくなる(壊疽を起
すこともある)
Ⅷ:皮膚のかゆみ

Ⅸ:腎臓の機能の悪化(末期には腎不全となり、透析が必要なことも)
Ⅹ:狭心症、脳卒中(心臓や脳にいく血管がつまりやすくなるため)
血糖が高くなったために現れた、Ⅰ~Ⅳなどの症状は血糖をコントロールすれば治りますが、合併症は一度悪化させると、なかなかよくならないばかりか、取り返しのつかなくなることもあるので、早期発見、早期治療が重要です。
年齢や危険因子に応じた目標設定
一般的には血圧が、最高血圧140以上ないしは、最低血圧が90以上のときに高血圧といいます。
ただし、その人の年齢や他の危険因子(糖尿病、喫煙、肥満等の動脈硬化の原因となりえる因子)によって、治療を開始すべき血圧の値や目標とすべき血圧の値は変わってきます。
当院では高血圧ガイドラインに基づいてその点を十分に御説明した上で、患者さんと一緒に目標設定をしていきます。
最近では家庭血圧が重視されています。自宅で朝と夜に血圧を測定し、治療の参考にさせていただきます。
高血圧症の9割以上が原因不明の本態性高血圧です。
本態性高血圧は30~40%の遺伝的要因、残りの60~70%の環境要因の関与が考えられています。
治療方法としては一般的にまず環境因子、生活習慣の改善(食塩制限・カリウム摂取・肥満解消・アルコール制限・運動療法・禁煙等)が行われ、これでも血圧が低下しない場合は、降圧剤による治療が行われます。
これらの生活習慣の改善や降圧剤の効果は、一人一人の患者さんごとで効果が異なります。
各個人に合わせて最適の治療を行う事が大切です。
高血圧のように多因子がその成因に関与する疾患では、遺伝因子と環境因子がその病態と治療にも密接に関連して関与してくる可能性が考えられてます。
ライフスタイルと高血圧
ライフスタイルとして食塩と高血圧の関係は明らかになりました。
食塩の制限の目標は日本高血圧学会の最近のガイドラインでは、6グラム未満となりました。
日本人の食塩摂取量はやや減少傾向にはあるが、1日平均11グラム~12グラムとまだ多い傾向にあります。
食塩制限の効果には個人差があるが、1グラム辺り約1mmHgの血圧効果が期待できます。
カリウム、カルシウム、マグネシウムは摂取不足が高血圧に関連します。
これらを多くとる事により、小さいながら血圧低下が期待できます。
果物と野菜、低脂肪の乳製品に富む食事はミネラルを豊富に含み、食物繊維やタンパク質も多く、最近のガイドラインで推奨されています。
高血圧 予防の9か条
脂質異常症とは、血液中のコレステロールや中性脂肪などの脂質が、正常値を超えて高くなった状態が続く病気です。
脂質は、細胞やホルモンの材料になったり、エネルギーを蓄えるなど、身体を作るうえで大切なものなのですが、増えすぎると身体に悪影響を及ぼします。
脂質異常症の症状自体は、痛みやかゆみなどを自覚できる症状がなく、治療をする必要性を感じにくいために放置されがちですが、血中のコレステロールや中性脂肪が多すぎると「動脈硬化」を引き起こしてしまいます。
そのまま放置すると、やがては「心筋梗塞」や「脳梗塞」などの危険な病気にかかりやすくなり、最悪の場合には「突然死」にもつながります。
脂質異常症には、悪玉コレステロール(LDL)が増えた血中の状態、善玉コレステロール(HDL)が減った血中の状態、中性脂肪(トリグリセリド)が増えた血中の状態を指します。
| 日本動脈硬化学会「動脈硬化性疾患予防ガイドライン」2007年版より | |
|---|---|
| 脂質異常症の診断基準 | 血液検査内容 |
| 高LDLコレステロール血症 | LDLコレステロールが高い(140mg/dL以上) |
| 低HDLコレステロール血症 | HDLコレステロールが低い(40mg/dL未満) |
| 高トコグリセリド血症 | トリグリセリドが高い(150mg/dL以上) |
脂質異常症の原因
脂質異常症は悪玉コレステロール(LDL)が増えた血中の状態、善玉コレステロール(HDL)が減った血中の状態、中性脂肪(トリグリセリド)が増えた血中の状態を指しますが、悪玉コレステロールが増える環境というのは、高コレステロールな食事を摂取したり、精神的ストレスが高い状態であったり、過労の場合も増えてしまいます。
善玉コレステロールが減る環境というのは運動不足や喫煙で、中性脂肪が増える環境は食事でエネルギーを摂りすぎると余ったエネルギーが中性脂肪(トリグリセリドとなって体内に蓄積されてしまいます。
特に、中性脂肪の高い人には、内蔵のまわりに脂肪がたまる内臓脂肪型肥満が多くみられ、高血圧や糖尿病などの生活習慣病の発症、進展に大きく影響するといわれています。
高血圧や脂質異常症から動脈硬化症→脳梗塞・心筋梗塞へならないために
ストレスが多いと血圧があがり、血圧が高いことで血管が傷みやすい状態になり、ビタミンCやEが破壊されて善玉コレステロールが減ることにより、悪玉コレステロールが増加し(善玉コレステロールは増えすぎた悪玉コレステロールを除去する働きもあるのです)、血管が傷んだところに悪玉コレステロールや中性脂肪が沈澱、付着して、石灰化し、血液の流れを細くして、悪化すると血管を詰まらせてしまいます。
詰まるとその血管から先が血液が通らないことにより壊死してしまいます。
脳の血管ならば脳梗塞、心臓の血管ならば心筋梗塞を起こすのです。
ストレスが多い社会ですが、毎日、少しずつ、ストレスを減らすこと大切です。
減らせないストレスであれば、ストレスを発散できるような趣味や、一時的にもそのストレスから離れられる方法を探すとよいでしょう。
(ストレス発散するために、自分自身の身体に負担がかかることは避けたものが良いと思います)